LとRを区別できるようになるたった一つのコツ
そもそもRは日本語的な感覚からすると「音ではない」。「喉の奥を広げなさい」という指示記号だと思った方が正確。喉の奥を広げて「アイト」と言えばネイティブはRightと聞き取ってくれる。単語の中や末尾なら顕著だ / “日本人がRとLを…” http://t.co/jNI1dYWt0O
— Xevra Lindich (@xev_ra) 2015, 7月 7
日本語は極めて特殊な言語だ。LとRの区別ができないのは世界広しと言えども日本語と韓国語しかない。で、そもそもLとRって何なのよ?と言えば何の事は無い「喉の奥に籠らすかどうか」そんだけだ。違いはそこにしかないんだからそこだけ注目すればいいんだが日本人には分からない。なぜなら喉の奥を使った音が日本語には無いからだ。
逆に言えば日本語は喉の奥を全く使わなくても発声できてしまう極めて特殊な言語ともいえる。そう言う極めて特殊な言語に慣れた人には相手が喉の奥で籠らせた音かどうかの判別がつかないのは当たり前の事なのだ。
じゃ、どうすればいいか? 対策は簡単だ。発声する際には
Rが出てきたら喉の奥を広げる
これだけでいい。慣れなければ「゛」が有るイメージを持てばいい。
「り」→「り゛」
だと思えばいい。
単語中や語尾に出てきたら何でも喉の奥を広げておけばいい。勝手にそれらしい発音になる。逆に言えばRとは音というより「喉の奥を広げなさい」という指示記号であると解釈した方が自然でそれらしくなる。
まずはどんどん発声してみよう。自分でたくさん発声しているうちにそのうちに喉の奥に籠らせる音の特徴がだんだんと分かってくる。そうしたら自然と聞き取りもできるようになるのだ。
一番ダメなのは日本語の既存の音に何とかあてはめてしまおうと考えてしまう事だ。ダメだからね、似た音なんて絶対無いからね。
外国語の習得はまず発声から。発声してしっかりとした音が出せるようになったら自然としゃべれるようになってくる。
発声を学んで楽しいグローバルライフを!