怒らない人生などロクな人生にならない ガツン!と怒れ!
雨降って地固まる。怒りの感情を全て怒って発散するのは愚策だが全て押し殺すのも愚策。人間関係が健全な状態にない場合はしっかりと怒って関係者全員が課題に向き合って新たなエコシステムを構築するのは重要 / “元記事に全面的に同意する。…” https://t.co/WyVagJQ9IL
— Xevra Lindich (@xev_ra) 2015, 12月 2
使わない筋肉がどんどん弱っていき、受験で覚えた英単語がどんどん忘れていく様に、人間は放っておくとどんどん怠惰に自分本位に我儘に遷移していく。人間関係も最初は気を使って丁寧に接しているがそのうちに段々ぞんざいに、雑になっていく。これ自体は人間の自然な生理現象であり仕方のない事だ。
しかし、どんどん雑に扱われる状態はストレスが溜まる環境になってしまい、いい人間関係とは呼べなくなってくる。そしてそのまま何もしないとその人間関係は崩壊の方向へと進む。折角築いた人間関係が崩壊するのは人生にとって大いなる損失である。そこで是正を行う必要が発生する訳だが、ここで「怒る」という事が極めて効果的なアクションになる。
もちろん雑に扱わない様にお願いするという手もあるが、これは相手が相当知性が高く、自分も交渉上手である必要があってかなり難易度が高い。だから一番お勧めなのが怒る事なのだ。
雑に扱われたらガツン!と怒る。全身全霊をかけて怒る。人間は心の生き物だからどんな人でも本気で怒られれば凄いビビる様にできている。そしてビビらせた上で不当な扱いを抗議するのだ。
ただ、この時注意したいのは
あなたとの人間関係を豊かにしたいために怒っている
と言う軸を持つ事だ。単に俺を軽く扱うなと言うだけでは我儘の域を出ない。しかし、あなたとの関係がこじれるのは嫌だから気持ちよい関係のために協力してくれと言う主張であれば拒絶する理由が無い。
これだけをしっかり何度も伝えよう。で、伝え終わったら「大きな声を出して悪かった」とか言って落とし所を用意し、仲直りのフェーズに移ろう。
しっかりと怒り合って喧嘩しながら雑になった人間関係をメンテナンスする事が健全な人間関係には欠かせない。怒らないケンカもしない関係などろくな関係じゃないのだ。
大いに怒ってケンカして豊かな人生を謳歌しようじゃないか。